日本が誇るアニメ作品を多数手がける細田守監督の最新作が公開されます。
作品が公開されるたび話題になる細田作品ですが、一部では「つまらない」「嫌い」という批判の声もあります。
なぜこのようなネガティブな意見が出ているのでしょうか?
今回は、細田守監督の作品が「つまらない」「嫌い」といわれる理由3選を解説します。
細田守の作品一覧

細田守監督のアニメ作品一覧
2006年
- 時をかける少女
細田監督の名を一気に広めた代表作。
2009年
- サマーウォーズ
家族とインターネット世界「OZ」を題材にした大ヒット作。
2012年
- おおかみこどもの雨と雪
母と子の成長を丁寧に描いた感動作。
2015年
- バケモノの子
人間とバケモノの親子がテーマの冒険・成長物語。
2018年
- 未来のミライ
カンヌ国際映画祭の「監督週間」に正式出品された話題作。
2021年
- 竜とそばかすの姫
現代のSNS・仮想空間をモチーフにした作品。
そして2025年11月21日に最新作「果てしなきスカーレット」が公開されます。

チゲ蔵どの作品も公開されると話題になりますね!
細田守の作品がつまらない・嫌いといわれる理由3選


では、なぜ細田監督の作品でネガティブな意見がでるのでしょうか?
その理由は以下の3つといわれています。
脚本・構成への不満
ストーリーの流れが不自然で、エピソードのつなぎ方・テーマの説明がセリフでくどいといった指摘があり「アイデアや世界観は良いのに物語運びが下手でもったいない」という意見が出ています。
『バケモノの子』後半や『未来のミライ』のタイムスリップ部分などで、「整合性より観念的なシーン優先」「短いエピソードの寄せ集めに見える」という声もあります。




またヒロイン像・女性キャラに人間味が薄く、監督の理想を投影したように感じるという批判もあります。
『おおかみこどもの雨と雪』では人外の相手と子どもを作る設定や、経験の少ない若い母親がほぼ一人で農業しながら子育てする展開に無責任さや非現実感を覚える人も多いです。




絵柄や演出が合わない
キャラクターデザインや表情の描き方が「苦手」「寒い」と感じるという意見があり、リアル寄りの等身とシンプルな線が好みに合わない層も一定数います。
一方で、子どもの仕草のリアルさや背景美術は高く評価されることが多く「アニメーションとしてはすごいのに脚本が…」という不満につながるケースもあります。




また俳優キャスティングが多いため、「声が浮いていて感情移入できない」「下手で萎える」というコメントもあります。
特に感情の山場での芝居が弱く感じられ、「物語の盛り上がりが台無し」と受け取る人が一定数います。




家族観・価値観の押しつけ感
大家族礼賛や欠損した家族・新しい家族像の物語が続く中で、「特定の家族像を理想として押しつけられているように感じる」という違和感が語られます。
シングルマザーが超人的に頑張る描写や、子どもが大人の問題を背負って解決しに行く展開に「リアルな問題をファンタジーで美化している」との批判もあります。




また現代社会批判の描き方も賛否があり、『竜とそばかすの姫』ではSNSを暴力的で自閉的な欲望の場として描く一方「上から目線」で現実の問題解決の描写が浅いと感じる観客もいます。
ラストでヒロインが虐待父と一対一で対峙しに行く展開などは、「危険な行動を肯定しているように見える」と強い反発を呼びました。




細田守監督の女性観


細田守監督の女性観は日本アニメにおける「若い女性ヒロインの理想化」や「聖性視」を避け、本来の人間らしさや複雑さを描こうとしています。
一方で、現実の女性像を追求する過程で、家族観やジェンダー観について賛否両論があります。
監督自身は従来のアニメ的な女性像からの脱却を志すものの、現実女性の生き方・選択肢の反映や多様性の表現には課題が残されています。



現代社会では難しい表現ですね。
まとめ
今回は、細田守監督の作品が「つまらない」「嫌い」といわれる理由3選を解説しました。
作品が公開されるたび、話題になる細田守作品。
様々な意見がありますが、日本が誇る監督には間違いないですね!




