2025年11月21日に公開された、細田守監督作品『果てしなきスカーレット』。
期待されていた作品でしたが、公開されると「つまらない」「ひどい」と批判の声が上がっています。
そんな中、ネットでは声優の演技が下手という意見も出ています。
今回は、なぜ『果てしなきスカーレット』に出演した声優が下手といわれているのか、またどうしてメインにプロの声優を使わないのかを解説します。
果てしなきスカーレットの声優が下手と酷評!

全体的に『果てしなきスカーレット』が評価を下げている要因に、主要キャストの声優が下手といわれています。
特に、主役のスカーレット役を演じた芦田愛菜さんに対して厳しい評価が多いです。





しかし中には、「慣れないアフレコでがんばっていた」「自分は好き」という肯定的な意見もありました。
「声優が下手」と言われる主な理由
『果てしなきスカーレット』で声優が下手と言われる主な理由は、主要キャストの技量不足というより「キャラと声質の合わない」と「作品側の演出・脚本とのかみ合わせの悪さ」によって、そう聞こえてしまう人が多いからともいわれています。
感情が高ぶる場面では悪くないが、日常会話や説明セリフの部分で単調・素人っぽいと受け取られてしまい「プロ声優と比べると浮いて聞こえる」という指摘が多いです。
チゲ蔵俳優がアニメ・洋画で声をあてた時の違和感はこれなんですね。
細田守がプロの声優を使わない理由


細田守監督の作品はプロの声優を使わないことがほとんどですが、その理由は技術中心の演技ではなく、俳優の雰囲気や魂がキャラクターに合う人を選んでいるからです。
- キャスティングの哲学
細田監督はオーディションで声優・俳優・舞台俳優・子役を幅広く試し、抑制力があり自然な人間味を出せる人を選ぶ傾向がある - 収録スタイル
キャストを全員に集めて同時収録するこだわりがあり、プロ声優はスケジュールが詰まっており調整が難しいため、俳優中心になる - 未経験ならではの新鮮さ
声優未経験者を使うことで新鮮さや役そのものの人間性を引き出し、アニメらしい誇張演技ではなくリアルな表現を目指している



キャスティングは、細田監督のこだわりがあるんですね。
プロの声優を使わないのはジブリの影響?


この細田監督のキャスティングのこだわりは、スタジオジブリの影響があるといわれています。
ジブリ作品もプロの声優ではなく、アフレコ経験がない役者をキャスティングする傾向にあります。
実は細田監督は幼いころから宮崎駿さんに憧れており、大学時代にスタジオジブリの新人アニメーター研修生に募集したことがあります。
結果は不採用でしたが、宮崎駿さんから認められ『ハウルの動く城』の監督に推薦されたことがありました。



宮崎駿さんのあこがれもあることを考えたら、声のキャスティングも意識しているかもしれませんね!
まとめ
今回は、『果てしなきスカーレット』に出演した声優が下手と酷評されている理由と、なぜプロの声優を使わないのかを解説しました。
プロの声優ではない有名人を起用することは、昔から賛否両論でした。
今後、細田監督の作品でプロの声優がメインに起用されることがあるのでしょうか?




